結局、いつも笑顔でいることを求められる自分。

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日本人に対するイメージ。

<ポジティブ>
優しい
礼儀正しい
勤勉
綺麗好き

<ネガティブ>
意見を言わない
ノーと言えない
無意味にいつも笑顔
社交辞令が多い

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ミラノで今の店で働いて一年弱。始めからわかってたけど、私に求めるものは、いつも笑顔でニコニコ接客をすることのみ。

私はいつもなぜか笑顔を褒められる。理由はわからないけど、昔からそうだ。

決して特別美人ではないが、多分、笑うと猫のように無くなるこの目を好きな人が、一定数いるのかなと思う。

ただ、この類の笑顔を好きな人って、どこか自分に自信のない人とか、私に対して従順なイメージを勝手に持つ人が多い気がしてならない。

故に、最初の面接で感じを良くしようと笑顔でいると、大抵拒否を受けることは無い。

しかし、ずっとその笑顔をキープすることを求められ、理不尽な扱いにこちらの笑顔が消えた際、必要以上に相手はうろたえる。

そして、焦って謝ってくるなどではなく、逆にこちらに対しておそらく自然と「生意気だ」「お前はそういう人間じゃないだろ」「ずっと笑顔でいるべきだ」

という感情になり、こちらが悪いというような態度を取られる。

私はこれは、日本にいるからであり、より女性が強いヨーロッパに行ければ、そんな扱いを受けることは無いと思ってた。

でも、実際は違ったようだ。

とくに年配の男性に関しては、国籍関係なくそう思わせてしまうもののようだ。

しかもアジア人。結局、私は軽く見られるのだ。

どうしたらこのループから脱出できるのか?

結局、そういう人に近寄らない。それしかないのかもしれない、と、せっかく海を渡ってイタリアにまで来て、そんな目に遭ってしまうと、

結論はそこに落ち着かざるを得ない。

私の態度に問題がある。

そうなのかもしれない。

だとしたら、その問題を少しでも薄められる場所を選ぶ。

少なくとも今回起きたことに関して、下手に出るわけにはいかない。

今後自分が、どう生きていくか。

それに関わっている気がするから。

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